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マラウイへの農業教育支援レポート 2025 何世代にもわたって家族を豊かにするために活動しています
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マラウイへの農業教育支援レポート 2025
何世代にもわたって家族を豊かにするために活動しています

世界でもっとも貧しい国のひとつ、マラウイ共和国。労働人口の62%*が農業の仕事をする伝統的な農業国ですが、知識不足や小規模経営により収入が不安定で、深刻な貧困状態にあります。
米国本社のニュースキン フォース フォー グッド財団(以下、FFG財団)は2007年、現地パートナーのナポレオン ゾンベ氏と共に、「家族が自給自足の生活をできるようにサポートする」という共通の目標のもと、農業の生産性を高めるための知識や技術を指導するための農業学校SAFI(サフィ)を設立しました。
以降SAFIのノウハウを活用し、より多くの村に効率的に広める取り組みを継続しています。
家族が経済的に豊かになれば、子どもたちは栄養のある食事をとり、学校に通うことができます。私たちは、そうした環境づくりに長期的に取り組むことで、子どもたちに明るい未来を届け続けています。
2025年も日本のみなさまのおかげで、多くの家族が自給自足を目指す活動を進めることができました。その成果を、以下のレポートでぜひご覧ください。

*2023年世界銀行調べ


▾ 2025 NEWS : 多様な農業教育支援トレーニングを実施 ▾ ストーリー : マラウイで生まれた変化と希望

基本情報をCHECK

SAFI
家族の自立を支援する農業学校

スクール オブ アグリカルチャー フォー ファミリー インディペンデンス
School of Agriculture for Family Independence

ニュースキン フォース フォー グッド財団が、地元の非営利団体や市民団体と提携してタリマンジャ村に建設した農業学校です。このSAFIでは、何世代にもわたって自給自足の生活を続けられることを目指しています。
ここSAFIでは、選ばれた家族が住みながら、農業経営、灌漑、栄養、畜産など、さまざまな農業分野を学び、子どもたちは小学校に通います。2年目には農耕具と種を受け取り自分たちの村に戻り、習得した技術を地域の人々に伝えています。

農業教育支援プログラムの流れ

SAFIは「マラウイの人々の自立をサポートする」という目標を着実に達成していますが、年間の受け入れは約40家族に限られます。そこでニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金(以下FFG基金)の支援により、政府雇用の農業指導員をSAFIでトレーニングし、協力して農業知識や技術を広めるプログラムを行っています。

このプログラムを受けられるのは選出された模範的な家族で、その畑で効率よく収穫ができると農家にはインセンティブが与えられます。インセンティブと農業での成功体験が参加家族の意欲を高め、村全体によい影響をもたらします。

プログラムは段階的に習得できるカリキュラムで構成されています。


STEP1 輪作農園
化学肥料や農薬を使用しない家庭菜園での近代農法、人間栄養学、堆肥づくり、衛生管理を学ぶ。

STEP2 作物学
堆肥を使用した環境保全型農法で主要作物の栽培技術を学ぶ。

STEP3 家畜学
タンパク質源として肉と卵を摂取できるよう、地鶏の飼育方法を学ぶ。

STEP4 アグリビジネス
農作物や畜産物の販売を通じた収入向上と経済的自立のための知識を身につける。

STEP5 ジェンダー平等
家庭や地域における男女の役割理解と平等な関係を築くための考え方を学ぶ。

農業教育支援プログラム開始後、マラウイの暮らしに確かな
違いが!

プログラム開始以前のマラウイでは、農業の基本的な知識さえ普及しておらず、収穫できる作物や飼育できる家畜の量や種類、質に限りがありました。しかしSAFIのノウハウを活用したプログラムにより正しい農業知識・技術を学ぶことで、開始から数年で、販売用の作物まで収穫できる農家が増えました。

2025 NEWS

① 農業指導員の育成と継続支援により、地域への知識普及をさらに拡大しました

SAFIでは、農業の生産性向上と持続可能な農業の普及を目指し、新たに22世帯を受け入れ、キャンパスで農業指導員育成トレーニングを実施しました。修了した21世帯へのフォローアップも継続しました。


農業指導員 育成トレーニング2025

【参加者】
22世帯

【学んだテーマ】
トウモロコシやマメの栽培、家庭菜園、小規模灌漑、林業・園芸、栄養・健康、家畜管理、アグリビジネス運営、およびジェンダー平等など

【成果】
デッザ県、リロングウェ県、ンチシ県、ムチンジ県、ドーワ県において普及活動を実施。各農業指導員が最低10世帯に対して知識を共有し、持続可能な農業技術の普及が地域全体へと広がっています。

SAFIキャンパス内での授業風景。
家畜管理を実践的に学ぶ様子。

② トレーニング修了農家への継続的なフォローアップにより、農業改善の定着を支援しました

地域密着型の農業トレーニングを受けた農家に対し、学んだことを現場で確実に実践できるようモニタリングを行い、必要なフォローアップ指導を継続しました。

地域密着型の再トレーニング

【参加者】
約1,000名

【学んだテーマ】
現地の環境に適した改良農法の実践

【成果】
デッザ県、ムチンジ県、ンチシ県、カスング県の農家を訪問し、継続的な指導を行いました。技術の定着を支援することで、地域全体で農業改善が広がりつつあります。

③ 農業資材の提供により、学びの実践を支援しました

推奨農法の効果的な導入をサポートするため、SAFIはキャンパスでのトレーニングを受けた農家に対し、初期農業に必要な農業資材を調達・配布しました。

【対象】
キャンパスでのトレーニング修了農家

【提供した農業資材】
トウモロコシやマメの種子など初期資材

【成果】
農家は学んだ知識や技術をすぐに実践へ移すことができ、生産性向上の取り組みを円滑に開始できました。

④ 継続的な学外サポートにより、プロジェクト全体の効果向上を図りました

農場訪問やフォローアップ指導、農家が抱える課題への現地での助言など、キャンパス外での継続的なサポートを提供しました。これにより、技術の定着や推奨農法の実践が促進され、プロジェクト全体の効果向上につながっています。

フォトギャラリー

SAFIのトレーニングを受けた農家は、学んだ知識と技術を活用し、大豆やトウモロコシ、ピーナッツなどの豊かな収穫を実現しました。その喜びに満ちた様子を、ぜひご覧ください。







IMPACT―農業生産性の向上と生活基盤の強化につながりました

FFG基金の支援による2025年の取り組みにより、トレーニングを受けた農家とその地域の農家において、農業生産性の向上が確認されています。

  • 収穫量:最大30%増加
  • 持続可能な農法を導入できた農家の率:80%以上
  • 余剰農作物の販売により収入が向上し、食料確保が改善

ストーリー
マラウイで生まれた変化と希望

日本のみなさまのご支援により、マラウイの人々に笑顔を届けることができました。ここでは、明るい未来へとつながる2つのストーリーをご紹介します。

収穫の増加が、家族の未来を変えた

ムクパシャ夫妻の挑戦

ドーワ県出身のヤコベ ムクパシャさんとエセル カイエンベさんは、2025年にSAFIキャンパスでトレーニングを受けました。村に戻ってからは、学んだ近代農業技術を実践し、トウモロコシ72袋、大豆9袋という過去最高の収穫を達成しました。
収穫した農作物の一部と家畜を販売して得た収入は約1,650,000クワチャ(約15万円)にのぼり、その資金で新たな住居を建設しました。安定した食料と収入を確保できるようになり、家族の生活は大きく改善しました。
エセルさんは「SAFIでの学びは知識だけでなく、自信も与えてくれました」と語ります。二人の挑戦は、知識と努力が農家の未来を大きく変えることを示しています。



農業の成果が新居と豊かな収穫という形で実を結びました。

生徒から地域のリーダーへ

ハノック バンダさんが切り拓いた新しい未来

リロングウェ県カパンガリカ村で暮らすハノック バンダさんは、2024年から2025年にかけてSAFIキャンパスでトレーニングを受けました。期間中は、2エーカーの土地(サッカー場1面弱の広さ)で技術を磨き、トウモロコシ39袋、大豆8袋、ピーナッツ16バケツ分を収穫する成果を上げました。
帰村後は、トウモロコシの販売で得た収入をもとに自宅を建て直し、家畜用の小屋も整備。さらに付加価値の高い作物の栽培や農地の拡大にも取り組んでいます。
現在は地域のリーダーとして、10世帯以上の農家に技術指導を行い、「パスオン(もらった支援を次の人にもつなげる仕組み)」プログラムを通じて家畜を分け合う仕組みを広げています。ハノックさんの取り組みは、農業の知識が地域全体の成長につながることを体現しています。



収穫で得た収入をもとに、自宅や家畜小屋を整備しました。

一人ひとりの変化が、未来をつくる

SAFIでの学びを通じて、多くの農家が人生の変化を実感しています。収穫が増え、生活が向上し、家族や地域にも新しい変化が生まれています。ここでは、未来に向かって歩み始めた農家のリアルな声をご紹介します。


トウモロコシの栽培を学ぶモファット カムウェンドさん。


家庭菜園を学ぶニコラス セメントさん。


ジェンダーとビジネス理論を学ぶオスカー ソンゴロさん。


家畜の生産を学ぶジョイス カチェドワさん。

Nuskin logo

みなさまのサポートにより、多くの世帯が農業教育支援プログラムに参加でき、
累計で、こんなにもたくさんの世帯が農業知識と技術を学んでいます。

15,933 Farmers

マラウイに笑顔を届けるためにサポートしていただけませんか?

家族が経済的に豊かになることで、子どもたちは栄養のある食事をとり、学校に通えるようになります。ニュースキンジャパンはこれからもみなさまと一緒に、マラウイ共和国への農業教育支援を通じ、多くの家族の「自立」を持続できるようサポートしてまいります。

HOW TO GIVE

ニュースキンの会員の方であれば、だれでもニュースキンジャパン Force for Good基金への寄付、ならびにナリッシュ ザ チルドレン プログラムへ参加することができます。

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