「リーダー・イン・ミー」を2025年度もサポート
子どもたちがリーダーシップを育みます
学校文化創造プログラム「リーダー・イン・ミー」導入支援スタートから10年。東日本大震災 被災地支援の一環としてこのプログラムを東北の小学校に導入するため、今年度は宮城県・福島県の4校の公立小学校、計1,592名へ3年間プログラムを実施するための支援を追加しました。2025年度は、計12校、3,995名の子どもたちがリーダーシップについて学んでいます。
※2016年度からの導入支援累計は42校、16,203名となりました。
子どもたちは自分で考え行動し、成長していく
「リーダー・イン・ミー」導入校では、『7つの習慣』のフレームワークに基づいた取り組みを学校生活や家庭など、あらゆる場面で実施できるように工夫を凝らしています。子どもたちの自主性や向上心、責任感などを育む取り組みの一部をご紹介します。

チャレンジと努力から生まれる「自信貯金」
「自信」はどんなときに生まれるのでしょう? A校では、「自信」が生まれるきっかけについて意見交換を行いました。その中で、自信は大きな成果や成功だけでなく、チャレンジしているときや頑張っているときにも生まれることに気が付いた子どもたち。自信を育む第一歩として、「自分でできることをやってみる」ようになりました。

主体性を発揮し、未来を切り開く力
自分自身を理解することは、中々難しいもの。B校では、子どもたちが自分自身の言ったこと、やったことを振り返る取り組みを行いました。「自分を変えてくれた人に感謝し、自分も人に影響を与え、頼られる人になりたい」「自分の意志で行動し、真っすぐ進みたい」など、なりたい姿に気が付いた子どもたちは、自分で考え意識的に行動するように。主体性を発揮する意識の芽生えは、未来でリーダーシップを発揮する基盤となるはずです。
信頼と成長を育む挑戦の心
C校では、自分の得意なことや苦手なことを子ども同士で話し合いました。自分が得意なことを活かして友達を助けることができること、苦手なことに対しては恥ずかしがらずに「教えてほしい」と伝える勇気や素直さが信頼と成長につながることを学びました。その結果、互いに支え合い、共に成長できる環境ができ、さらなる挑戦へも前向きになりました。


「7つの習慣」は学校全体で共有
各学校では、このプログラムの要である第1~第7の習慣を見える化するために、子どもたちと一緒に「7つの習慣の木」という展示物を作成。全児童が目にする場所に掲示しています。学校全体でこのフレームワークを共有することで、相互理解が生まれ、日々の中で実践しやすくなります。さらに、楽しく学べる動画コンテンツやワークシートを活用することで、授業の幅が広がります。学校で学ぶ7つの習慣は家庭などあらゆる場面で、子どもたちの自己肯定感や社会性を高める助けとなっています。






「リーダー・イン・ミー」とは!?
教育者たちと協力して開発された、21世紀に生きる子どもたちのために必要とされるスキルを育むための学校文化創造プログラムです。すべての子どもはリーダーになれるという方針のもと、スティーブン・R・コヴィー著『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』のフレームワークに基づき3年間かけて導入し、自分で考え主体的に行動するリーダーシップを学校全体で育成するものです。

「リーダー・イン・ミー」は、ニュースキンジャパンの支援により、公立小学校への研修やワークショップの実施、テキストの制作、配布などを行なっています。
<子どもたちが受ける『7つの習慣』>
第1の習慣:自分で考えて行動する。自分に責任をもつ。
第2の習慣:ゴールを決めてから始める。何が大切かを考える。
第3の習慣:大事なことから今すぐに。自分の約束を守る。
第4の習慣:Win-Win を考える。みんながハッピー。
第5の習慣:わかってあげてから、わかってもらう。お互いにわかりあう。
第6の習慣:力を合わせる。みんなで考えた方がうまくいく。
第7の習慣:自分を磨く。成長し続ける。
※リーダー・イン・ミーは、一般社団法人The Global Leadership Impact Fund
Japanが取り組むプログラムで、2016年より、ニュースキンジャパンはメインスポンサーとして、プログラムの導入支援を続けています。
TGLIFJについて詳しくはこちら
ニュースキンジャパンは、「人々がより豊かになるための力となる」という理念に基づき、2006年にニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金を設立し、支援を必要とする子どもたちへ笑顔を届けるための活動や、だれもが住みよい世界をつくるための活動などに役立てています。今後も「リーダー・イン・ミー」の導入支援を継続することで、多くの子どもたちの輝く未来と笑顔につながるサポートを実施してまいります。

2025年は新たに4校への導入がスタートし、
現在こんなにたくさんの子どもたちがリーダー・イン・ミーを学んでいます。