学校変革プログラム「リーダー・イン・ミー」のサポートを継続
2018年度は公立小学校13校5,669名の子どもたちが未来のリーダーになるための一歩をスタート
導入2年目を迎えた茨城県堺町の小学校では、すでに「よい変化」が!
21世紀を生きる子どもたちにとって必要なスキルを育むための「リーダー・イン・ミー」。みんながリーダーになるというコンセプトのもと、スティーブン・R・コヴィーのビジネス書『7つの習慣』に基づき各学校で3年間をかけて導入するもので、自分で考え主体的に行動するリーダーシップを学校全体で育成するプログラムです。
支援3年目となる今年は、新たに東京都の公立小学校4校(1,482名)が導入を叶え、計13校5,669名の子供たちの価値と可能性を引き出すためのサポートをしています。
導入2年目の境町の小学校では、
自信がみなぎる子どもたちに出会いました!
今回訪れた茨城県境町で全5校の公立小学校が2016年から「リーダー・イン・ミー」を導入。『7つの習慣』を授業で学ぶほか、クラスのために必要な役割を子どもたちが考え、自主的に役割を果たすような取り組みも実施。スローガンをつくって各所に貼り出すなど、各校さまざまな活動をしていました。
VOICE|代表して学校を訪問して
●「一人ひとりが自分の目標を決め、目標達成のための努力をする姿や、すでに成果を出している子どもたちの笑顔が見られました。今後、成長と共にリーダーシップが発揮され、自身の生き方に対する考え方も深まることを確信しました」
●「スローガンを学校中に貼り出し『常に意識させる』という、素晴らしい取り組みを目の当たりにすることができ嬉しかったです」
●「子どもたちの発言や行動から自主性を感じることができました」
スローガンなどをつくり、廊下や踊り場などに掲げる工夫も!
この取り組みを習慣化させるために、学校のスローガンを作って子どもたちの視界に入る場所に貼り出していました。
グループでの話し合いやペアワークなどで自主性を育む!
グループでの話し合いやペアワークも積極的に行います。クラスに必要な当番について子供たちに考えさせ、例えば「挨拶リーダー」など、自分たちで当番の名前をつけさせることで、自主的に役割を果たすようになったそうです。
導入2年目の学校では、こんな成果が出てきました!
『7つの習慣』の要素について、子どもの行動変容が見られるようになったかどうかをアンケート調査。「自分で考えて行動する」などすべての項目で8割以上の子どもが、よくなったと自己評価する結果に。また、保護者・教員は、ほぼすべての項目で6割以上がよくなったと回答しました.
子どもたちも自分たちの変化に驚いています!
●「リーダー・イン・ミーを学習して、リーダーはみんなにたよられる人ではなく、だれでもできるということが分かった」
●「人のつながりや心、気持ちの大切さに気がつくことができた」
●「『リーダーは誰でもなれる』ということを知り、とても自信がつきました。また、友達や家族の大切さなど、いろいろなことも教わりました」
●「この授業で『信らい貯金』について知ってから、信らいを集めるように一生けん命なんでも努力するようになりました。これからも人のいいところをたくさん探していきたいです」
VOICE|先生方も「リーダー・イン・ミー」に期待!
●「子どもたちがリーダーになろうと活動する姿はイキイキとしていた」
●「リーダー・イン・ミーの学習を習慣化することは大変なことですが、習慣化されたとき、ものすごい集団になることが期待できます」
「リーダー・イン・ミー」とは!?
自らが人生のリーダーとなり、主体的に考え行動できる「リーダーシップ」の資質・能力を、スティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』に基づき開発していく3年間プロジェクト。
これまでの日本の教育は、先生が画一的に知識を教える「一方通行」でしたが、最新の教育理論では、より子どもたちの個性を重視し、先生と子ども、または子ども同士で柔軟にやり取りする中で学びを深める「双方向型」の教育が有効であるとされていて、「リーダー・イン・ミー」では、この考え方を積極的に取り入れています。
「リーダー・イン・ミー」プログラム テキストを紹介
日本の子どもたちにリーダーシップ教育を提供する「リーダー・イン・ミー」は、ニュースキンジャパンの支援により、公立小学校への研修やワークショップの実施、テキストの制作、配布などを行なっています。 教科書には、ニュースキンのロゴと、「Force for Good」「One for Smiles」プロジェクトについても記載されています。
これまでに13校の公立小学校の導入をサポート
■ 一般社団法人The Global Leadership Impact Fund Japan(以下TGLIFJ)とは
「子どもたち一人ひとりのリーダーシップを育てる」ことを志しとして活動する団体で、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の支援を得て設立されました。日本の教育現場に良い影響を与えるためのさまざまな活動を行っています。
ニュースキンは2016年よりTGLIFJのメインスポンサーをしています!
詳しくは>> http://leadershipjapan.org/
ニュースキンジャパンではこれからも、次世代を生きる子どもたちに必要とされるスキルや可能性を育むためのさまざまなサポートを行ってまいります。