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「リーダー・イン・ミー」視察レポート2020 夢と自信と笑顔あふれる子どもたちが、そこに
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「リーダー・イン・ミー」視察レポート2020
夢と自信と笑顔あふれる子どもたちが、そこに

未来を担う子どもたちのリーダーシップを学校全体で育むプログラム「リーダー・イン・ミー」。みなさまの温かいサポートにより、導入支援開始から4年目を迎えることができ、その間、計17校6,998名の子どもたちがリーダーになるための一歩を踏み出しました。学校側からは、「自主性や責任感をもって行動するようになった」「自信に満ちた姿でクラスの役割を果たしている」など、さまざまな成果が見られるようになったという嬉しい声が寄せられています。

どうやって自主性を育むの!?
ユニークな授業をご紹介

2020年1月、支援校の1つ、東京都足立区立花保小学校におじゃまして、『7つの習慣』をベースにしたリーダー・イン・ミーの授業を視察。活気あふれるクラスには、子どもたちのイキイキと意見交換をする姿や、リーダーシップを執りながら熱心に取り組む姿が!

子どもたちが受ける『7つの習慣』についてはこちら>

ユニークな授業例1
「時間どろぼう」で「今、やるべきこと」を学ぶ!

2年生のクラスでは「時間どろぼうはだれだ!?」をテーマに、第3の習慣「大事なことから今すぐに。自分の約束を守る」について勉強していました。

限られた時間を「やりたいこと」ばかりに費やすことは、ある意味、自分が「どろぼう」になり「時間」を盗んでいるのと同じこと。そこでまずは、「やりたいこと」と「やるべきこと」について考えることからスタート。目標を立てて実行する習慣を身につけるためにも、人に流されず、やるべきことを優先することの大切さを学びます。

リーダー・イン・ミー
リーダー・イン・ミー

例えば、スポーツセンターで遊ぶことやゲームは「やりたいこと」で、宿題や寝る前の歯磨きは「やるべきこと」だと、子どもたちに気付いてもらいます。

ユニークな授業例2
「1+1=3以上」の相乗効果(シナジー)を発揮

3年生のクラスでは「自分の良さを発揮して、シナジーを生み出そう」をテーマに、第6の習慣「力を合わせる。みんなで考えた方がうまくいく」について学びました。

リーダー・イン・ミー
リーダー・イン・ミー

数学の世界では1+1=2が正解ですが、リーダー・イン・ミーの教えでは人の価値観を受け入れるか否かで1+1=1.5(妥協)になることや、1+1=3以上(相乗効果)になることも。お互いの違いを尊重しながら能力を発揮し合うことで相乗効果を生むことができ、最終的にはみんな(集団)の成長に。

リーダー・イン・ミー
リーダー・イン・ミー

「算数が得意」「サッカーができる!」などの長所を伝え合いました。自分の得意なことを人に教えることで、自分自身に自信がつくだけでなく、相手の成長につながります。

ユニークな授業例3
夢を伝え合うことは幸せなこと

4年生のクラスでは「2分の1成人式―わたしの夢を伝えよう―」をテーマに、第4の習慣「Win-Winを考える。みんながハッピー」についての授業を行いました。

リーダー・イン・ミー
リーダー・イン・ミー

まず、ゴールを決めてから行動することを学び、夢(ゴール)を実現させるために大切なことは何かを考えます。また、お互いの夢を伝え合う中でお互いのよさを認め合え、「友だちの夢を応援することで自分も幸せになれる」という、Win-Winの関係を考える土台を築くことができます。

リーダー・イン・ミー
リーダー・イン・ミー

「みんなを笑顔にする先生になりたい!」「ぼくの夢は、生物研究者」「世界1位のバドミントン選手!!」など、自分の夢と、夢を叶えるためにつくった「夢へのとびら(行動計画)」をグループ内で発表しました。

校舎内の取り組み
掲示物で夢や目標を意識付け

授業以外でも自主性やリーダーシップについて意識できるように、教室内や廊下にポスターなどを掲示しています。

各クラスには、日頃から自主性を育むためのポイントを意識できるよう、「7つの習慣の木」が貼られています。

リーダー・イン・ミー
リーダー・イン・ミー

6年生は卒業まで残り3ヵ月。みんなの目標や理想の自分になるための課題を共有し、ゴールを目指しています。

廊下には、各学年の学習成果が貼られています。伝え合うことによって成長し続けているそうです!

PHOTO GALLERY

「リーダー・イン・ミー」とは!?

自らが人生のリーダーとなり、主体的に考え行動できる「リーダーシップ」の資質・能力を、スティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』に基づき開発していく3年間のプロジェクト。

<3年間で目指すコト>
子どもたちがリーダーシップ・主体性を育むために、「まずは大人から」学びます。続いて子どもたちに「考え方・行動を根付かせる」→「文化をつくる」→「学びを発揮させる」という流れを意識し、学校全体で取り組みます。

詳しくはこちら

<子どもたちが受ける『7つの習慣』>
第1の習慣:自分で考えて行動する。自分に責任を持つ。
第2の習慣:ゴールを決めてから始める。何が大切かを考える。
第3の習慣:大事なことから今すぐに。自分の約束を守る。
第4の習慣:Win-Win を考える。みんながハッピー。
第5の習慣:わかってあげてから、わかってもらう。お互いにわかりあう。
第6の習慣:力を合わせる。みんなで考えた方がうまくいく。
第7の習慣:自分を磨く。成長し続ける。

※リーダー・イン・ミーは、一般社団法人The Global Leadership Impact Fund Japanが取り組むプログラムで、2016年より、ニュースキンジャパンはメインスポンサーとして、プログラムの導入支援を続けています。
TGLIFJについて詳しくはこちら

※教科書には、ニュースキンのロゴと、「Force for Good」「One for Smiles」プロジェクトについても記載されています。

みなさまのおかげで、多くの子どもたちに
この有意義なプログラムを届けることができました。
リーダー・イン・ミーを学ぶことができた子どもたちは、
それぞれが豊かな心を育んでいます。

ニュースキンジャパンではこれからも、
次世代を生きる子どもたちに必要とされるスキルや可能性を
育むためのさまざまなサポートを行ってまいります。

HOW TO GIVE

ニュースキンの会員の方であれば、だれでもニュースキンジャパン Force for Good基金への寄付、ならびにナリッシュ ザ チルドレン プログラムへ参加することができます。

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